シャープ、高い発電効率を実現した太陽電池の採用でバッテリー交換を不要にした新ビーコンを開発

レスビー
シャープは、世界最高レベルの発電効率を実現した色素増感太陽電池を電源とするBLEビーコン「レスビー」を開発したと発表した。
同製品は、50lx程度の低照度でも安定的に動作するビーコン。従来のビーコンの多くは1次電池を採用し、電波の減衰を防ぐために地上2m程度の高所に設置する必要があることなどから、電池交換などの定期的なメンテナンス作業が発生するという課題があった。
同社が新たに開発したビーコンは、世界最高レベルの変換効率を持つ色素増感太陽電池を電源として採用することにより、電池交換を不要にした。サイズは74(幅)×7(高さ)×134(奥行)mm、重量は62g。筐体はオフィス空間にマッチするデザインを採用している。
同社は今後、位置情報を提供するさまざまなサービス事業者への供給を通じて、同製品のマーケティングを進めていく方針で、第一弾としては、同製品を清水建設株式会社の屋内外音声ナビゲーションサービスに向けて7月末に納入した。
発表資料
https://corporate.jp.sharp/news/190807-a.html
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