Aisometry、全国のクマ出没情報を集約したダッシュボード「FASTBEAR」を公開

Aisometry、全国のクマ出没情報を集約したダッシュボード「FASTBEAR」を公開

株式会社Aisometryは12月26日、全国47都道府県のクマ出没情報を集約し、地図上で可視化するダッシュボード「FASTBEAR(ファストベア)」を公開した。

FASTBEARは、独自のAIエージェントにより自治体などの公式発表およびニュースを自動収集して最新情報を反映するダッシュボード。自治体や報道ではそれぞれ異なるフォーマットで出没情報が公表されるが、FASTBEARではこれらの情報をAIにより一定の形式に整理して比較・参照しやすい形で提示する。収集した出没情報は地図とタイムラインで確認することが可能で、地域をまたいだ状況を把握できる。

同社は過去10年間のクマやイノシシなどの詳細な出没データを保有しており、今後の分析や通知、対策提案の基盤として活用する。また、通知や共有が発生した際にユーザーがワンクリックで地図や詳細ページに遷移できる導線の整備も進めており、今後はメールやLINEなどの通知手段や現在地を起点としたアラート通知を拡充する予定としている。

また、同社は市街地や生活圏に隣接するエリアにおいてクマの侵入を早期に察知できるクマ検出AIカメラ「SENTINEL」を開発中で、この監視カメラにより低コストで検知網を整備できるようにすることも目指している。過去10年間の出没データにAIカメラによるデータ蓄積を統合して分析することにより、ゾーニング計画や重点監視エリアの設定、効果的な捕獲・予防策の検討などにも活用できる。また、AIカメラによる一次情報の把握や裏取りが進むことにより、広範囲を人手で巡回・監視する必要性を減らし、自治体職員や猟友会などの負担軽減につなげることもできる。

FASTBEAR
https://fastbear.aisometry.com/