埼玉県立自然の博物館、館内をリアルに楽しめるバーチャル展示室を公開
バーチャル展示室
埼玉県立自然の博物館は、ウェブサイト上で館内を見学できるバーチャル展示室を開設した。
同サイトは、360度カメラで撮影された館内を、ストリートビューのように仮想的に移動しながら見学できるコンテンツで、立体地図や地形模型を提供する株式会社ニシムラ精密地形模型によって制作された。映像内に設置されたチェックポイントにより、展示物の解説などが再生できるほか、巨大ザメに食べられる疑似体験など、通常は見ることができない視点からの動画も用意されている。
チェックポイントの種類はブルー、オレンジ、グリーンの3種類で、ブルーは静止画、オレンジは動画、グリーンはテキストによる解説が表示される。また、左下に並んだアイコンを選択することにより、フロアを切り替えたり、フロアマップを表示させたりすることができる。また、VRゴーグルを使って閲覧することも可能だ。
同館は現在、感染症予防対策を実施したうえで開館しているが、週末を中心に入館の状態が生じており、順番待ちを気にせず博物館を見学できるバーチャル展示室の利用を呼びかけている。
埼玉県立自然の博物館
https://shizen.spec.ed.jp/
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