測量

1/2ページ

国土地理院が4年間にわたる航空重力測量を終了、全国の標高基準を2023年度中に試験公開

国土地理院は5月24日、2019年度から4年間にわたって実施した航空機による重力値の測定(航空重力測量)を終えたことを発表した。 航空重力測量は、航空機に精密なバネばかり(航空重力計)を搭載し、バネの伸びからその地点の重力値を測定するもので、2019年7月から2023年5月の約4年間、日本全国を10km間隔、高度1500~5000mで飛行して測量を行った。総飛行距離は13.9万kmで、総測線数は5 […]

国土地理院、「だいち2号」の衛星データによる地表の変動分布図を公開

国土地理院は3月28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する人工衛星「だいち2号(ALOS-2)」のデータを活用した全国の地表の変動分布図をウェブ地図サービス「地理院地図」にて公開した。 この変動分布図は、「だいち2号」が8年間かけて取得したSAR(合成開口レーダー)の観測データをもとに作成した多数の「SAR干渉画像」を統計的に処理することにより、微少な地表の動きとその時間変化を捉える「干渉 […]

国土地理院、東日本地域の衛星画像の解析結果を地理院地図で公開

国土地理院は1月27日、東日本地域の衛星画像の解析結果をウェブ地図サービス「地理院地図」にて公開した。 この解析結果は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星「だいち2号(ALOS-2)」のSARデータを使用して地表の変動を捉えたもので、2022年6月に北海道地域の解析結果を先行公開していた。このたび2023年3月に予定している全国の解析結果の公開に先行して東日本地域の解析結果を公開した。 […]

パスコ、森林内での現地調査ツール「SmartSOKURYO POLE」を提供開始

株式会社パスコは8月9日、森林内での現地調査ツール「SmartSOKURYO POLE(スマートソクリョウポール)」を提供開始した。 同ツールは、ソフトバンク株式会社の高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を活用した森林調査ツールで、森林内での境界明確化作業の効率化を実現する。 森林内での利用に適した2周波マルチGNSS受信機と高性能アンテナを組み合わせることにより、リアルタイムで座標 […]

国土地理院、衛星画像の解析で得られた北海道地域の変動情報を先行公開

国土地理院は6月27日、衛星画像の解析から得られた地表の変動情報について、北海道地域の結果をウェブ地図サービス「地理院地図」にて先行公開した。 国土地理院は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星「だいち2号(ALOS-2)」のSAR(合成開口レーダー)データを使用し、全国の地表の変動を監視しており、今回、北海道地域の結果を先行公開した。この変動情報は測量の基準(国家座標)の維持管理や地盤沈 […]

スカイマティクス、クラウド型ドローン測量サービス「くみき」にコンテンツ管理機能を追加

株式会社スカイマティクスは、クラウド型ドローン測量サービス「KUMIKI(くみき)」をアップデートして、デジタルコンテンツを共有できる「コンテンツ管理機能」を提供開始した。 「くみき」は、ドローン画像から3D点群データやオルソ画像などの地形データを自動的に生成し、クラウド上で体積や面積、高さなどの各種計測を行えるサービス。 今回のアップデートにより、これまで提供してきた地形データの生成や計測の実施 […]

Pix4D、10周年を記念して新しいロゴを発表

フォトグラメトリーソフトウェアなどを提供するPix4D株式会社は、創立10周年を記念し、新しいロゴを発表した。 同社は2011年6月2日にEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)にて誕生し、現在は14の製品をグローバルに展開している。新しいロゴは、14製品へと拡大したPix4Dの製品の多様性と成長を示しており、Pix4Dのデザイナーチームが社内で考案し作成した。 同社は10周年を記念してキャンペ […]

オプティム、iPhone ProやiPad Proを使って3次元測量ができるアプリを提供開始

株式会社オプティムは、LiDARセンサーを搭載したiPad ProやiPhone 12 Pro/Pro MAXを使って高精度な3次元データが取得できるアプリ「OPTiM Geo Scan」を提供開始すると発表した。 同アプリは、iPad ProやiPhone 12 Pro/Pro MAXで土構造物等の測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる高精度な3次元データを生成できるアプリ。ドローン […]

福井コンピュータ、防災計画支援機能を標準搭載した測量CADシステム「TREND-ONE」の最新版をリリース

福井コンピュータ株式会社は、防災計画支援機能を標準搭載した測量CADシステムの最新版「TREND-ONE Ver.5」を6月22日に提供開始する。 同システムは、国土地理院が公開する「地理院タイル」(ベクトルタイル)を活用して、浸水や地震、土砂災害といったハザードマップをCAD上で作成できる測量CADシステム。実際の地形や衛星写真と組み合わせて3次元による検討することが可能となり、多角的な視点から […]

オプティム、iPad Proで高精度3次元測量ができるアプリ「OPTiM Land Scan」β版を提供開始

株式会社オプティムは、LiDARセンサー付きタブレットを使って土構造物などの測量対象物をスキャンすることにより、高精度な3次元データが取得できるアプリ「OPTiM Land Scan」のβ版を無償で提供開始した。 同アプリは、タブレットで土構造物等の測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる高精度な3次元データを生成できるアプリ。ドローンやレーザースキャナーなどの利用が難しい小規模現場での […]