パスコ、森林内での現地調査ツール「SmartSOKURYO POLE」を提供開始

パスコ、森林内での現地調査ツール「SmartSOKURYO POLE」を提供開始

株式会社パスコは8月9日、森林内での現地調査ツール「SmartSOKURYO POLE(スマートソクリョウポール)」を提供開始した。

同ツールは、ソフトバンク株式会社の高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を活用した森林調査ツールで、森林内での境界明確化作業の効率化を実現する。

森林内での利用に適した2周波マルチGNSS受信機と高性能アンテナを組み合わせることにより、リアルタイムで座標の計測が可能で、計測結果をその場で確認できるため、作業の手戻りを抑止できる。観測した座標を視覚的に確認することが可能で、計測結果の品質判定を行う機能も備えている。

独自のアプリにより簡単な操作で計測調査が可能で、従来2~3名で行っていたコンパス測量の人員を半分以下に減らし、より短時間での現地調査が可能となる。さらに、調査地点までの距離と方向を案内するナビゲーション機能も備えており、目標地点を探索する時間を短縮できる。

本体、スマートフォンとアプリ、通信サービスとソフトウェア、故障時の代替機貸与、サポートサイトなどをすべてまとめた定額サービスで、契約期間は1年または3年から選択できる。

発表資料
https://www.pasco.co.jp/press/2022/download/PPR20220809J.pdf