国土地理院、液状化などの災害リスクがわかる「明治期の低湿地データ」の整備範囲を拡大
国土地理院は9月21日、過去に低湿地であった場所がわかる「明治期の低湿地データ」の整備範囲を拡大した。 「明治期の低湿地データ」は、明治中期以降に作成した縮尺2万分1の地図に表示されている当時の土地利用記号をもとに、河川や湿地、田、芦葦の群生地など低湿地と考えられる区域を抽出して現在の地図と重ね合わせられるようにしたもの。一般に過去に低湿地であった場所は、地震による液状化等との関連性が深いとされ、 […]
国土地理院は9月21日、過去に低湿地であった場所がわかる「明治期の低湿地データ」の整備範囲を拡大した。 「明治期の低湿地データ」は、明治中期以降に作成した縮尺2万分1の地図に表示されている当時の土地利用記号をもとに、河川や湿地、田、芦葦の群生地など低湿地と考えられる区域を抽出して現在の地図と重ね合わせられるようにしたもの。一般に過去に低湿地であった場所は、地震による液状化等との関連性が深いとされ、 […]
国土地理院は9月14日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに10市区町村17基を追加公開した。 自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期 […]
国土地理院は7月11日、九州における6月29日からの大雨による浸水推定図のPDFデータを公開した。また、同じものが地理院地図でも閲覧可能となっている。 公開した浸水推定図は、国土交通省の災害対策用ヘリコプターが7月10日の17時頃に撮影した画像および標高データを用いて、国土地理院が浸水範囲における水深を算出して深さを濃淡で表現した地図で、時点情報のため最大浸水範囲を示したものではない。 入手した情 […]
国土交通省および国土地理院は5月30日、全国の災害リスク情報を閲覧できるウェブサイト「ハザードマップポータルサイト」をリニューアルした。 今回のリニューアルでは、「重ねるハザードマップ」において住所入力や施設名検索、現在地検索を行うだけで、その地点の災害リスクや災害時にとるべき行動がポップアップで文字で表示される機能を追加した。災害リスクの程度に応じてポップアップの背景色が変化し、白、黄色、橙色、 […]
国土地理院は4月28日、新しい電子地形図「電子地形図50000」のインターネットによる提供を開始した。日本地図センターの「電子地形図50000オンライン」にて購入できる。 電子地形図はデジタルデータとして提供する地形図で、電子国土基本図などからの自動処理を活用して作成される。今回提供開始する「電子地形図50000」は5万分1地形図の図葉を単位として提供するもので、「電子地形図25000」「電子地形 […]
国土地理院は3月28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する人工衛星「だいち2号(ALOS-2)」のデータを活用した全国の地表の変動分布図をウェブ地図サービス「地理院地図」にて公開した。 この変動分布図は、「だいち2号」が8年間かけて取得したSAR(合成開口レーダー)の観測データをもとに作成した多数の「SAR干渉画像」を統計的に処理することにより、微少な地表の動きとその時間変化を捉える「干渉 […]
国土地理院は3月2日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに19市区町村46基を追加公開した。 自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待 […]
国土地理院は1月27日、東日本地域の衛星画像の解析結果をウェブ地図サービス「地理院地図」にて公開した。 この解析結果は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星「だいち2号(ALOS-2)」のSARデータを使用して地表の変動を捉えたもので、2022年6月に北海道地域の解析結果を先行公開していた。このたび2023年3月に予定している全国の解析結果の公開に先行して東日本地域の解析結果を公開した。 […]
国土地理院は6月27日、衛星画像の解析から得られた地表の変動情報について、北海道地域の結果をウェブ地図サービス「地理院地図」にて先行公開した。 国土地理院は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星「だいち2号(ALOS-2)」のSAR(合成開口レーダー)データを使用し、全国の地表の変動を監視しており、今回、北海道地域の結果を先行公開した。この変動情報は測量の基準(国家座標)の維持管理や地盤沈 […]
国土地理院は6月23日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに12市区町村30基を追加公開した。 自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期 […]