国土地理院、11市区町村17基の自然災害伝承碑を追加公開

公開中の自然災害伝承碑の位置(出典:国土地理院ウェブサイト)
国土地理院は2月27日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに11市区町村17基を追加公開した。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。
今回、追加公開したのは、福島県桑折町、新潟県魚沼市、石川県羽咋市、岐阜県中津川市、京都府井手町、大阪府藤井寺市、兵庫県神戸市、兵庫県淡路市、熊本県熊本市、熊本県阿蘇市、熊本県小国町の11市区町村17基で、1995年に発生した阪神・淡路大震災に関連した碑(淡路市)などが含まれている。今回の追加により、公開数は全国649市区町村2269基となった。
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