国土地理院、2市区町村9基の自然災害伝承碑を追加公開

公開中の自然災害伝承碑の位置(出典:国土地理院ウェブサイト)
国土地理院は4月24日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに2市区町村9基を追加公開した。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。
今回、追加公開したのは、福井県若狭町、京都府京都市の2市区町村9基で、1934年に発生した室戸台風に関連した碑(京都市)などが含まれている。今回の追加により、公開数は全国658市区町村2353基となった。
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