国土地理院、1976年の台風17号関連の3基を含む12基の自然災害伝承碑を公開
公開中の自然災害伝承碑の位置(出典:国土地理院ウェブサイト)
国土地理院は7月25日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに8市区町村12基を追加公開した。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。
今回、追加公開したのは、北海道北竜町、宮城県石巻市、千葉県松戸市、新潟県妙高市、長野県小諸市、長野県千曲市、兵庫県赤穂市、福岡県朝倉市の8市区町村12基で、1976年に発生した台風17号に関連した碑(赤穂市)などが含まれている。今回の追加により、公開数は全国625市区町村2149基となった。
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