ナビタイム、GTFS-JP／GTFSリアルタイム対応の「遅延証明書発行システム」をバス事業者向けに提供開始

株式会社ナビタイムジャパンは9月26日、「鉄道・バス事業者向けソリューション」にて、GTFS-JPとGTFSリアルタイムに対応した「遅延証明書発行システム」をバス事業者向けに提供開始した。

同ソリューションでは、標準的なバス情報の共通フォーマットであるGTFS-JPおよびGTFSリアルタイム形式のバス走行位置情報をもとに、遅延証明書を発行できるコンテンツをバス事業者のウェブサイト上に提供する。コンテンツ画面はすべてナビタイムジャパンが用意するため、バス事業者は自社サイトにリンクを貼るだけで簡単に導入できる。

バス事業者がすでに導入しているバスロケーションシステムから出力する独自のデータフォーマットではなく、共通フォーマットであるGTFS-JPおよびGTFSリアルタイムを用いることにより、導入までの期間が短く、また低コストで遅延証明書を発行するコンテンツを実装できる。

同システムにより、バス利用者は電話や営業所窓口での証明書取得に関する問い合わせが不要となり、過去の一定期間を対象にいつでもウェブからダウンロードできる。バス事業者は取得をバス利用者自身で行ってもらうように案内できるようになり、問い合わせへの対応や証明書の郵送などの発行作業を省くことができる。

発表資料
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202209/26_5511.html
鉄道・バス事業者向けソリューション
https://transport.navitime.co.jp/