秋田県仙北市、積雪状況や位置情報を共有できるアプリを導入
道路状況共有アプリ
秋田県仙北市とアステリア株式会社は、ノーコードのモバイルアプリ開発ツール「Platio(プラティオ)」で作成した「道路状況共有アプリ」を導入し、1月31日に運用を開始した。
同アプリは、仙北市と連携するバス・タクシー事業者の運転手と、除雪担当者を含めた仙北市の職員が、スマートフォンを介して道路の積雪状況を共有するためのアプリ。バス・タクシーの運転手が道路の積雪状況を登録すると、スマートフォンのGPS機能から緯度・経度データが自動的に取得され、地図上に表示される。
これにより、口頭での説明が困難な場所であっても、対象エリアを正確に把握し、除雪が必要な地点に迅速に到着することが可能となる。新しい情報が登録されるとアプリを利用している市の職員のスマートフォンに通知が届き、リアルタイムでの情報共有が可能。報告時には写真や動画の添付やコメント入力が可能で、詳細な状況報告と緊急度合いも伝えることができる。
発表資料
https://www.asteria.com/jp/news/press/2022/01/31_01.php
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