日本地図センター、iPhone向け古地図アプリ「関西時層地図」を提供開始

日本地図センター、iPhone向け古地図アプリ「関西時層地図」を提供開始

関西時層地図

一般財団法人日本地図センターは、iPhone向け古地図アプリ「関西時層地図」を提供開始した。App Storeからダウンロード可能で、価格は定期購入で年額800円、月額200円、1週間では100円(すべて税込)。

同アプリは、神戸・大阪・京都・奈良市域における明治中期、明治後期、昭和前期、昭和中期、昭和後期、阪神・淡路大震災直後(神戸市周辺のみ)、平成中期の7種類の地図を収録した地図アプリ。現代の地形図や航空写真、航空写真+地図に各時代の航空写真などにも切り替えることが可能で、さまざまな時代の地図を眺めることができる。古地図はGPS情報に対応しているため、現代との比較も行える。

収録している地図は、明治中期・明治後期・昭和初期の地図は大日本帝國陸地測量部による作成、昭和中期については地理調査所による作成、そのほかの時代の地図は国土地理院による作成で、Appleマップにも切り替えられる。また、昭和初期・中期に大阪市や日本陸軍、米軍によって撮影されたモノクロ空中写真なども収録されている。

収録範囲

関西時層地図
https://www.jmc.or.jp/digital/app/iphone-kansai-index/