データを活用して市民が“まちへの愛”を競い合う「シビックパワーバトル」全国大会が初開催

シビックパワーアライアンス実行委員会は、2020年9月26日・27日に愛知県で開催予定のイベント「Code for Japan Summit 2020」の期間中に、「シビックパワーバトル」の全国大会を初開催すると発表し、全国の自治体および地域団体からの参戦エントリーの受付を開始した。また、開催協力団体もあわせて募集している。
「シビックパワーバトル」は、オープンデータなどを活用してまちの魅力を発掘し、地域の魅力を発信することを目的としたプレゼンテーションバトル形式のイベント。行政と市民、企業が協働しながら、自らの住む街の魅力をプレゼンでバトルし合うことにより、まちづくりの共創につなげることを狙いとしており、ほかの地域と競い合う中で、自分のまちにはない魅力に気付いたり、共感を得たりすることもできる。
同イベントは、2017年9月23日にヤフーの「LODGE」で第1回が開催され、流山市、さいたま市、横浜市、千葉市、川崎市が参戦した。2018年8月には「大坂夏の陣」として、生駒市、尼崎市、神戸市、京都市左京区、枚方市が参戦。2019年12月には、「どまんなか愛知大会」として、春日井市、半田市、日進市などが参戦する予定となっている。ほかにも、千葉市6区対抗や川崎市南北対決、オープンガバメント推進協議会の参加自治体によるバトルなども開催されている。
全国大会の会場はウインクあいち(愛知県産業労働センター)を予定しており、テーマは「暮らす」。発表時間はそれぞれ5分程度で、3分程度の質疑を行う。本戦の参加団体は10団体程度となる予定で、それより多くのエントリーがある場合は予選を行う。今後、2020年2月頃に参戦検討団体向けの説明会を開催し、2020年6月に予選を行う予定。

シビックパワーアライアンス実行委員会
https://www.civicpowerbattle.org/
参加申請フォーム
https://forms.gle/pL9SMPLCk6LpBziu8
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