ヤフー、「Yahoo!乗換案内」検索データをもとにしたゴールデンウイークの目的地ランキングを発表

ヤフー、「Yahoo!乗換案内」検索データをもとにしたゴールデンウイークの目的地ランキングを発表

ヤフー株式会社は5月17日、乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」の検索データをもとに、2023年のゴールデンウイークに検索された目的地のランキングを発表した。

発表によると、今年の検索数は2022年と比較して2割以上増加し、多くの人が外出を検討したことがわかった。

昨年と比較して検索上昇率が高かった都道府県トップ3は、1位が沖縄県(32%増)で、続いて徳島県、佐賀県という結果になった。沖縄県は、那覇バスターミナルや赤嶺駅が昨年と比較して検索数が1.5倍以上に増加しており、路線バスやゆいレールの利用を検討する人が増えたことがわかった。また、佐賀県は武雄温泉駅の検索が1.7倍以上に増加し、昨年9月に開業した西九州新幹線の乗換駅として多くの人が検索したことが考えられる。

エリア別ランキングの北海道・東北エリアでは、北海道日本ハムファイターズの新本拠地として3月に開業した「エスコンフィールド北海道」が1位となった。また、8位に「仙台城跡」がランクインしており、これは2022年3月の地震で被害を受けた伊達政宗公騎馬像が修理を終えて城への帰還後初めての大型連休だったことが理由であると考えられる。

関東エリアでは「東京ガーデンシアター」や「パシフィコ横浜」などが今年新たにランクインした。また、「甲信越・北陸エリア」では、「ひがし茶屋街」が昨年のランク外から今年1位となったほか、「兼六園」や「近江町市場」など金沢の観光名所が上位にランクインした。

東海エリアでは「伊勢神宮」が1位、GW前半に「TOMORROW X TOGETHER」のコンサートが開催された「ポートメッセなごや」が2位にランクインした。また、2022年11月に「愛・地球博記念公園」内にオープンした「ジブリパーク」が9位にランクインした。

関西エリアでは「大阪コミコン」が初開催された「インテックス大阪」が1位にランクインした。7位には4月22日にグランドオープンした「JRA京都競馬場」がランクインした。

中国・四国エリアでは、世界遺産の「嚴島神社」が昨年に続き今年も1位となった。ランク外から2位となった「広島サンプラザホール」では、5月2日、3日の2日間「BUMP OF CHICKEN」のライブが開催されていた。また、開館25周年を記念して3月に観光ガイド「るるぶ大塚国際美術館」が発売された徳島県の「大塚国際美術館」が7位にランクインした。

九州・沖縄エリアでは、昨年と同じく1位は「太宰府天満宮」となった。なお、上位10件は「グランメッセ熊本」を除いて、すべて福岡県の施設となった。また、昨年ランクインした沖縄県の施設は今年ランク外だったが、2015年にオープンしたリゾート型商業施設の「瀬長島ウミカジテラス」が検索数を伸ばした。

Yahoo!乗換案内

https://transit.yahoo.co.jp/promo/app
発表資料
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000098822.html