ヤマレコ、過去の遭難情報を地図で確認できる山岳遭難マップを公開
山岳遭難マップ
株式会社ヤマレコは、長野県警察と協力し、過去の遭難情報を地図で確認できる山岳遭難マップを公開した。
同マップは、長野県警察から提供された過去の遭難情報を載せたもので、長野県警察が2017年度に取りまとめた山岳遭難のデータを元に地図上に印を表示し、クリックすると発生箇所や性別、年代、遭難原因などの詳細を確認できる。
また、画像がある場合は画像が表示されて、クリックすると拡大して確認できる。遭難データは「月」「天気」「原因」ごとに検索することも可能だ。山岳遭難マップは2018年度以降の情報も順次更新し、地図上にデータを蓄積する予定。
さらに、ヤマレコの登山計画作成機能「ヤマプラ」においても「山岳遭難発生地点」を表示するほか、長野県警察から提供された長野県内の主要登山道の注意箇所を表示して、事前に危険箇所を認識できるようにする。
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