360度カメラ画像を活用したGISを構築できる「PE360+GIS」が提供開始

360度カメラ画像を活用したGISを構築できる「PE360+GIS」が提供開始

株式会社SINCは、360度カメラ画像とGIS(地理情報システム)を連携させる「PE360+GIS」を提供開始した。

同システムは、地図上に配置したアイコンやコメントなどの情報を360度カメラ画像上に自動的に反映させるシステム。アイコンなどの位置情報は3次元座標として保持しており、3Dモデルと360度カメラ画像とのオーバーレイ表示も可能で、任意の位置で撮影した360度カメラ画像を用いて地図上にAR/VR情報空間を構築できる。

また、地図を経由せずに360度カメラ画像内の任意の位置に情報を書き込むこともできる。地図や360度カメラ画像上に反映する情報は、データベースやJSONなど用途に応じた形式で入出力することができる。入力した情報を反映した360度カメラ画像は、LINEやFacebookで閲覧できる一般的なエクイレクタングラー形式で出力したり、指定した領域を帳票やパンフレット用にJPEGやPNG形式で出力したりすることもできる。

同システムは観光や施設管理、物件案内、防災分野などでの活用を想定しているほか、それ以外の分野でもさまざまなGISに適用することが可能だ。

「PE360+GIS」デモンストレーションサイト
https://pe360.sinc.co.jp/