長崎県でWi-Fiとアプリを活用した観光実証事業が開始、Wi2やゼンリンなどが参加

長崎県でWi-Fiとアプリを活用した観光実証事業が開始、Wi2やゼンリンなどが参加

株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と長崎市中央地区商店街連合会、一般社団法人長崎サービス アンド ディベロップメンツ、Oxyzen株式会社、レイ・フロンティア株式会社、株式会社スイッチスマイル、株式会社ゼンリンの7者は8月23日、長崎県において観光分野の実証事業を今年度中に開始すると発表した。

同実証事業は、長崎県の観光分野におけるEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング:証拠に基づく政策立案)推進を視野に、現在提供中のサービスを活用・連携することで得られるデータの有効性を検証するためのもので、すでに提供されているフリーWi-Fiサービス「Nagasaki City Wi-Fi」および「Nagasaki Free Wi-Fi」、長崎市域来訪者向け観光型MaaSアプリ「STLOCAL(ストローカル)」を組み合わせて行われる。

フリーWi-FiのスポットにSTLOCALで自動接続できる高セキュリティなSSIDを追加することにより、利便性の向上と安全なインターネット接続を実現し、明示的に許諾を得た上で個人を特定することなく収集されたアプリ利用者の位置情報とWi-Fiサービスから得られる接続情報を活用し、行政の観光政策推進に活かせる仕組みを構築する。現在の環境を有効利用することにより、観光政策の推進にあたってアプリを新規に制作することなく、より充実したアプリ利用者データ取得・活用と検証が可能となる。

発表資料
https://wi2.co.jp/jp/20220823-nagasaki-jisshoujigyou/