エコモット、LTE-M対応の見守り用GPS端末「POLARIS」を提供開始

POLARIS
エコモット株式会社は、人やモノの位置情報を可視化できる見守り用GPS端末「POLARIS」を、株式会社ソラコムおよび東京センチュリー株式会社による、法人向けIoTサブスクリプション・マーケットプレイス「IoT SELECTION connected with SORACOM」にて9月2日に提供開始すると発表した。
同製品は、エコモットが提供するハンディ位置情報デバイス「HLP-200」と、ソラコムが提供するLTE-Mデータ通信Air SIM「plan-KM1」を組み合わせて、人やモノの位置情報を把握できるサービス。ウェブアプリケーションとの連携により、人やモノの位置を可視化できるほか、本体に配置されたボタンによる緊急通報や任意の位置情報送信も可能となっている。
「HLP-200」は、小型・軽量でバッテリーによる長期間の位置情報収集が可能。本体の目立つ位置に配置されたボタンは、緊急通報や任意の位置情報送信などのアクションを割り当てることにより、デバイスの状態を視覚的に示すLEDインジケーターの点灯と組み合わせて、さまざまなサービスへの応用が可能となる。筐体はユニバーサルデザインを採用し、生活防水(IP65)仕様となっている。
Air SIM「Plan-KM1」はLTE-M規格を使ったデータ通信サービスで、KDDIが提供するLTE-Mネットワークを利用して通信を行う。
今回、「IoT SELECTION connected with SORACOM」を通じて提供されることにより、利用申し込みや契約などが一本化され、すべての手続きをウェブサイトで完結することができる。利用した分だけ月額費用が発生するサブスクリプション方式の提供で、利用期間の制限もない。価格は初期費用が7,000円、月額費用10,000円(デバイス10台、ユーザーライセンス1)。
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