マップボックス、「Mapbox GL JS」の新バージョンを実装し3D地図の高度なカスタマイズが可能に
マップボックス・ジャパン合同会社は、新しいWeb SDKとして、ベクトルマップ用のJavaScriptライブラリ「Mapbox GL JS vesion2」を実装したと発表した。
これにより、地形レンダリング機能が新しくなったことで、すべてのマップ機能が3D地形とシームレスに連動するようになり、既存のレイヤーは自動的に調整されて地形に合わせて配置され、マーカーは地面に固定される。タッチやマウスの操作も3D地形に合わせて調整され、スムーズな操作性を実現する。
また、3次元での見せ方を詳細に調整できる「Camera API」に、複雑なカメラの方向を設定できる「lookAt」機能を追加したほか、地理的な位置や時間帯に基づいて太陽の位置をシミュレートできる新しい「Sky API」も提供する。
パフォーマンスも向上し、リソースの読み込みとタスク配分の優先順位を改善することで、大幅に初回読み込み時間短縮した。マップの読み込み時間が短縮されたことにより、ウェブの残りの読み込みに多くのリソースを残すことができる。
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