ビジカ、印刷許諾付き地図をコンビニでプリントできるサービスを提供開始

株式会社ビジカは19日、インクリメントP株式会社と「Map Fan API」利用に関する協業を行い、印刷許諾付きの地図をコンビニエンスストアでプリントできるサービスを提供開始し、あわせて同サービスの利用に必要なiOSアプリ「コンビニ地図プリント」もリリースした。
デジタル地図には著作権が存在し、地図サービス利用者が地図サイトからの印刷、複製、二次利用等を行う場合は、著作権者である地図制作会社からの「使用許諾」を受けて利用する。ただし、地図制作会社とサービス提供会社が同じとは限らないため、サービス利用規約の範囲を超えた利用の場合、著作権侵害になるケースがある。
「コンビニ地図プリント」アプリを利用することにより、簡単な操作で印刷したい地図を生成し、著作権者の印刷許諾が付いた地図をプリントできる。公的機関への提出資料や作業報告書、チラシ、地形図や航空写真などによる調査・研究など、幅広い分野での活用が可能となる。
地図はインクリメントPのMapFanおよび国土地理院の2種類を用意し、17種類の地図タイルと13種類の多言語に対応する。目的地および立ち寄りポイントを指定した経路(ルート)の描画や、地図の縮尺変更、印刷サイズ選択、縦横タイプ選択、グリッド格子線入りなどの機能も利用可能。作成済みの地図(PDF)を管理・保存できるキャビネット機能も搭載する。
印刷料金はA4およびB4サイズが200円、A3サイズが300円。利用可能な店舗は京セラ製マルチコピー機が設置されているコンビニエンスストア(デイリーヤマザキ、セイコーマート、ハセガワストア、タイエー)やドラッグストア、スーパーマーケットなど。

コンビニ地図プリント
https://www.cvs-map.net/
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