日本コンピュータビジョン、3次元データの空間認識技術を活用したARサービスを提供開始

日本コンピュータビジョン株式会社(JCV)は、3次元データの空間認識技術によって屋外・屋内での位置特定を行い、さまざまなARアプリケーションサービスを提供するSaaSプラットフォーム「JCV MARS(仮称)」を10月に提供開始する。
同サービスは、画像認識技術を活用して屋外・屋内での位置特定を実現し、地図データの特徴点の照合のみで、アプリケーションを通してユーザーへのサービス提供を遅延なく高速に行える。さらに、サーバー側に取り込む地図上の特定のポイント(POI)やARコンテンツを直感的なGUIで管理することもできる。
サービス開始時に提供するアプリケーションとしては、「ARナビゲーション(仮称)」「ARマーケティング(仮称)」「ARイベント(仮称)」などを用意している。
同サービスを利用することにより、商業施設や観光施設では、ARを活用したアプリを通して来場者に有益な情報を発信することでマーケティングや集客効果が期待できる。工場では、ARを活用したアプリを通して、作業効率化によるコスト削減や人材育成の標準化、作業全般の安全性向上などに貢献できる。
日本コンピュータビジョン株式会社
https://www.japancv.co.jp/news/3784/
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