西武バスとナビタイム、BLEを活用して車内のリアルタイム混雑度を可視化
西武バス株式会社と、株式会社ナビタイムジャパンは、Bluetooth Low Energy(BLE)スキャンを利用して、西武バスのウェブサイトにてバス車内のリアルタイム混雑度の表示を6月8日から開始すると発表した。
混雑度をリアルタイムに可視化するシステムについては、ナビタイムジャパンが提供するバス事業者向けソリューション「リアルタイム混雑情報取得・配信システム」と、西武バスがバスに車載しているスマートフォン(業務用携帯電話)を活用する。
混雑情報は、西武バスの車内に設置したBLEスキャン搭載の計測用スマートフォンにて、乗客が持つスマートフォンなどが発信しているBluetooth信号を自動検知し、ナビタイムジャパンの独自技術を用いてバス車内のリアルタイム混雑度を算出する。混雑度は西武バスの公式ウェブサイトにて、青(空席あり)、黄色(立ち客あり)、赤(立ち客多い)の3段階のアイコンで、走行車両の現在位置情報と合わせて路線図上に表示する。
これにより、どこにいるバスがどのくらい混雑しているかを車両ごとに一目で確認できる。混雑度表示に対応する車両は、練馬営業所、上石神井営業所、滝山営業所、新座営業所が運行する営業運行中の路線バス約350台。
発表資料
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202105/25_5361.html
西武バスのウェブサイト(混雑情報の表示は6月8日から)
https://transfer.navitime.biz/seibubus-dia/pc/map/Top
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