「地図マピオン」のiOS版が大幅リニューアル、「境界線マップ」や「えきのなまえマップ」が追加

「地図マピオン」のiOS版が大幅リニューアル、「境界線マップ」や「えきのなまえマップ」が追加

地図マピオン

株式会社ONE COMPATHは、iOSアプリ「地図マピオン」のメジャーアップデートを行った。新バージョンでは、従来は試用版として提供していたベクトルタイル形式の地図データがデフォルトとなり、「境界線マップ」や「えきのなまえマップ」など多彩なスタイルの地図が追加された。

地図の切り替えは画面右下の「map」ボタンをタップすると選択画面が表示される。デフォルトの地図は、地図を回転させたり、鳥瞰表示させたりと、自由に視点を変えられるベクトルタイル形式の地図となっており、選択画面において「旧デザイン」を選ぶことで、従来のラスタータイル形式の地図にも切り替えられる。

新たに追加された「境界線マップ」は、町丁目単位まで境界線がはっきりと見える地図で、1つのエリアをタップすると該当箇所がハイライト表示されるため、飛び地(地理的に分離している土地)もわかりやすく表示される。

「えきのなまえマップ」は、駅名がひらがなだけで表示される地図で、ベータ版として提供される。この地図は2020年1月に同社の実験サイト「マピオンテックラボ」で公開したもので、反響が大きかったため、このたびアプリ版にも追加された。

このほか、地図中心部の最寄り駅やマップコード、海抜情報などが、アプリを起動した瞬間から画面下部に常に表示されるようになった。また、画面上部に「コンビニ」や「コーヒー」、「ラーメン」、「駐車場」など、日常生活で探したくなる11カテゴリが表示され、タップするだけで周辺情報がわかるようになった。

なお、今回はiOS版のみの先行リリースとなっており、Android版は順次開発中とのことだ。

 

地図の回転や鳥瞰表示が可能なベクトル地図がデフォルトになった

 

地図マピオン
https://apps.apple.com/jp/app/id531032350