ソニー、世界最小・最軽量の音声機能付きGPSトラッカーを使った見守りサービス「amue link」を提供開始

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、GPSトラッカーを使った見守りサービス「amue link」を12月中旬に提供開始すると発表した。

同サービスは、本体にチップ型SIMを内蔵し、LTE-M回線に対応した音声機能付きGPSトラッカーとしては世界最小・最軽量のコミュニケーション通信端末「LM-01」を使った見守りサービス。子どもや高齢者がLM-01を持ち歩くと、家族は端末から発信される位置情報をスマートフォンの専用アプリで確認できる。

GPSのほか、加速度やジャイロ、気圧、地磁気、温度センサーなどの各種センサーからのデータを組み合わせて、AIを用いて移動手段を検知できるため、一般的な位置情報に加えて「バスと徒歩で移動していた」といった行動履歴も把握できる。また、経路に加えて、温度など周囲の環境も確認できる。

端末のマイクを通じてボイスメッセージ機能を使用した双方向のコミュニケーションも可能で、メッセージ送信はボタンを押すだけで行える。着信を知らせる通知用LEDも搭載している。アプリには最大5台までのLM-01端末を登録可能で、端末1台に対して、最大5人まで見守りが可能。アプリへの端末登録は二次元コードで簡単に行える。

端末のサイズは60（高さ）×26（幅）×12.3（奥行）mm、重量は約23.7g。月額利用料金は980円。初期費用3,000円。端末代金は割賦払いの場合は350円を36カ月間（割賦払いの場合は月100円引き）、一括払いの場合は12,600円。（すべて税別料金）