マップル、車種区分細分化に対応した「業務用カーナビSDK」最新版を提供開始
株式会社マップルは、ソフトウェア開発キット「業務用カーナビSDK Ver.9.0」を7月1日に提供開始すると発表した。
同SDKは、AndroidやWindowsタブレットで動作する業務アプリにカーナビゲーション機能を付加できる開発キット。本バーションでは車種区分を従来より細分化し、Ver.8ではバスを「大型車」または「特大車」でしか登録できず、ルート探索から通行禁止道路が除外されていたが、Ver.9.0では「大型乗用自動車」で登録することが可能となり、標識規制に合わせてルート探索できるようになった。なお、従来の車種区分もそのまま利用できる。
また、ルート探索時には車両情報として「積載量」を設定できるようになり、積載量によって通行が制限されていた道路(時間帯による規制も含む)を考慮したルート探索・案内が可能となった。
さらに、詳細図の格納範囲も拡大し、人口カバー率は100%となり、格納面積も従来の約9万㎢から日本全国となる38万㎢となった(利用にあたっては別途オプション契約が必要)。
業務用カーナビSDK
https://mapple.com/products/system-biznavi/
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