トラッキモGPSとInfuse Location、屋内測位ソリューションの実証実験を開始

トラッキモGPSとInfuse Location、屋内測位ソリューションの実証実験を開始

屋内高精度位置情報ソリューション

株式会社トラッキモGPSは、イスラエルのベンチャー企業であるInfuse Locationと業務提携し、2020年11月からトラッキモGPSの本社がある東急虎ノ門ビル(東京都港区)にてInfuse Locationの技術を使った「屋内高精度位置情報ソリューション」の実証実験を開始すると発表した。この実証実験は、トラッキモGPS端末または一般的なスマートフォンの両方で利用可能で、2021年10月まで実施する予定だ。

Infuse Locationの屋内測位技術の特徴は、新たなインフラやハードウエアの設置が不要な点で、屋内の電波環境・電波強度を専用アプリ搭載を搭載したAndroid端末で測定し、サーバーへ登録するだけで屋内において誤差が3メートル前後の測位を実現する。必要なのはサーバーに登録するためのフロアマップのみで、導入までの期間は平均で1~2日と短いのも特徴だ。

同ソリューションはオフィスや倉庫、病院、地下街、建設現場など屋内の人や資産などの動態・位置把握が可能で、対象者や対象資産に専用端末を取り付けるか、またはスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、GPSやWi-Fi、BLEなどの電波を捕捉して屋内測位が可能となる。

株式会社トラッキモGPS
https://www.trackimo-gps.co.jp/
Infuse Location ltd.
https://infuse-location.com/