ソラコム、SORACOM IoTストアで車両管理用GPSトラッカー「RT299」を提供開始
RT299
株式会社ソラコムは、ECサイト「SORACOM IoTストア」において、株式会社リアルタイムシステムズのGPSトラッカー「RT299」を提供開始した。
同製品は、車両に差し込むだけで簡単に利用を始められるシガーソケットタイプのGPSトラッカー。バッテリー内蔵のため駐車時のトラッキングも可能で、ボタン押下や取り外しイベントの通知にも対応する。あらかじめSORACOMプラットフォームへの連携設定が行われているため、SORACOM IoT SIMを差し込むだけですぐに車両のGPSトラッキングを開始できる。
同社はRT299の提供開始にともなって、同デバイスを使った車載の位置情報管理の仕組みを構築するための「IoT DIY レシピ」も公開した。RT299から送信される位置情報をもとに地図上に現在地や軌跡をプロットしたダッシュボードを作成するまでの手順や、位置情報データのウェブでの可視化に向けて必要となるデータの加工などについて解説している。
また、販売者であるリアルタイムシステムズ株式会社は、同デバイスデータフォーマットをJSON形式にデータ変換できるSoralet(SORACOMのデータ処理サービス「SORACOM Orbit」上で実行可能なWASMモジュール)を公開した。ユーザーはWASM環境の設定後に、このSoraletを用いて開発の手間をかけずにデータフォーマット変換を行える。
SORACOM IoTストア(RT299製品ページ)
https://soracom.jp/products/industrial_devices/tracker_rt299_kit/
IoT DIY レシピ
https://soracom.github.io/iot-recipes/vehicle-tracking-by-meitrack-rt299/
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