アジア航測、海底地形マップアプリ「釣りドコ」に赤色立体地図を追加
- 2020.06.16
- ニュース

赤色立体図
アジア航測株式会社は、海底地形マップアプリ「釣りドコ」に「赤色立体地図」を新たなレイヤーとして公開した。
「釣りドコ」は、航空レーザー測深機(ALB)によって取得した詳細な海底地形図を、スマートフォンやPCなどからウェブサイトのように閲覧できるPWA(Progressive Web Apps)。ユーザーは海底の地形をもとに魚のいる場所を予測したり、自分の釣果を登録したりすることが可能で、他のユーザーが登録した釣果を閲覧したり、釣り場情報を確認したりすることもできる。
これまで同アプリでは、水深に応じて色分けされた「水深段彩図」を利用可能だったが、これに加えて今回新たに海底地形の変化を判読しやすい「赤色立体地図」をコンテンツとして整備し、新たなレイヤーとして公開した。水深段彩図では、地形変化と水深の変化を同時に表現しているため、色の変化が少ない浅い場所や深い場所は地形変化が把握しにくいという短所があったが、赤色立体地図では地形変化に特化した地形表現であることから、根魚の潜む磯際の急な落ち込みや、魚の餌となる小魚やプランクトン等が多く集まる湧昇流が発生しやすい地形などを一目で認識することが可能となる。

「釣りドコ」
https://turidoco.com/
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