Pix4D、クラウドベースのフォトグラメトリ処理ソフト「Pix4Dcloud」を提供開始

Pix4Dは、フォトグラメトリ(SfM)処理のクラウドソリューション「Pix4Dcloud」および「Pix4Dcloud Advanced」の商用リリースを開始した。
同ソリューションは、測量業務や建設現場に向けたマッピングプラットフォームで、ドローンの空撮画像やクレーンカメラからの映像をもとに2Dマップや3Dモデルを生成できる。生成したマップから距離や面積、体積を計測できるほか、アノテーションの追加や標高断面図の作成なども行える。
本バージョンではインターフェイスが一新されて、すべてのプロジェクトとデータセットをドライブの1カ所で管理することが可能となった。プロジェクトを簡単に検索することが可能となり、複数のアプリケーションから異なるプロジェクトを開く必要がなくなった。マップビューではアノテーションとオーバーレイが自動的にグループ化されて、作業と共有方法がより簡単となった。グループ化されたレイヤーは1クリックで非表示にすることが可能で、複数のアノテーショングループを作成してシンプルに整理できる。
「Pix4Dcloud Advanced」は、「Pix4Dcloud」の全機能に加えて、タイムラインで現場の進捗を把握できるほか、体積の時系列での比較や、設計図とマップのオーバーレイ、データセットの比較などの機能を利用できる。さらに、地上標定点(GCP)を含めたプロジェクトをクラウド上で直接処理することが可能で、AutoGCPsの機能に機械学習を組み合わせることにより、GCPの中心点を高精度で自動的にピンポイント認識することができる。
Pix4Dcloud
https://www.pix4d.com/jp/product/pix4dcloud
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