東京都、デジタルツイン3Dビューアに能登半島地震の被害状況を掲載

東京都、デジタルツイン3Dビューアに能登半島地震の被害状況を掲載

東京都は2月2日、サイバー空間上に3D都市モデルを公開する「東京都デジタルツイン3Dビューア」に、能登半島地震の被害状況に関する地理空間データを掲載した。

掲載データは発災前の点群データや微地形表現図、写真地図画像、発災後の斜面崩壊や堆積分布データなどで、今後、順次データを追加する予定。専用ソフトウェア不要でウェブブラウザ上で発災前後の地形データや被害状況に関するデータを重ね合わせて見ることができる。

点群データは石川県のデータを東京都がカラー化などの加工を行った上で掲載しており、今後、国などが発災後の点群データを取得する予定で、これらを重ね合わせることで災害状況の正確な把握・分析に活用できる。また、3Dデータの活用経験がある東京都と静岡県が連携し、技術的な支援も行っていく方針としている。

東京都デジタルツイン3Dビューア
https://3dview.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/