マップル、大型車両のサイズを考慮したルート探索が可能な業務用カーナビSDKの最新版を提供開始
車種を「大型車」、車高を「2.9m」に設定した場合のルート検索結果
株式会社マップルは、カーナビSDK(ソフトウェア開発キット)パッケージ「業務用カーナビSDK Ver.6.0」を提供開始した。
同SDKは、業務システムにカーナビゲーション機能を付加できるソフトウェア開発キット。タブレットで動作する業務アプリに、カーナビ機能を簡単に追加できる。
本バージョンでは、規制標識データの格納範囲を拡大し、従来の車種規制標識に加えて、新たに車幅制限、高さ制限、重量制限、危険物積載車両通行止めの4種類の規制標識データを搭載した。これにより、車両に応じた適切なルート探索が可能となる。
従来の車種規制データのみでは数値規制が考慮されなかったため、車高2.9mの大型車両でルート探索した場合、高さ制限2.8mのアンダーパスを走行するルートを案内してしまうことが課題となっていた。本バージョンでは車両の高さを設定可能となり、「車高:2.9m」を設定することで通行不能なアンダーパスを迂回するルートの探索が可能となる。探索条件に設定する車両情報は、「車高」および「車幅」はcm単位、「車重」はkg単位で設定できる。また、「危険物積載」はあり/なしで設定する。
業務用カーナビSDK
https://mapple.com/products/system-biznavi/
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