ガーミン、地図機能を搭載したハンディGPS「GPSMAP 67」を発売

ガーミンジャパン株式会社は、ハンドヘルド型GPS機器「GPSMAP 67」を9月14日に発売すると発表した。

同製品は地図表示機能を搭載したハンディGPS。米国防衛省MIL規格準拠の堅牢なボディを採用し、耐衝撃、耐水、耐寒、耐暑に優れており、グローブを装着した状態でもボタン操作を行える。L1信号およびL5信号の2周波数帯を受信可能で、ABCセンサー（3軸コンパス、気圧高度計）も搭載する。

地図データは「日本詳細地形図2500／25000」を標準搭載し、登山者になじみの深い25000分の1地形図に近い地図表示が可能。新機能として、高解像度の衛星画像が閲覧可能となり、目的エリアの詳細を確認できる。また、海外の地図を無料でダウンロードできるTopoActiveマップ機能も搭載している。

位置情報を共有できるLiveTrack機能や、登録したスタート地点まで同じルートで戻るトラックバック機能を搭載するほか、ポイント登録やルート登録、地点間のオートルート機能、軌跡ログ機能なども備えている。バッテリー持続時間はデフォルトモードで約180時間、エクスペディションモードで約840時間と長時間駆動を実現。背面にはSOS点滅が可能なLEDフラッシュライトを搭載する。

また、同社は同製品に衛星通信による双方向メッセージ通信機能「inReach機能」を加えた「GPSMAP 67i」も2023年冬に発売する予定としている。GPSMAP 67iでは緊急時にボタンを押すだけでSOSが発信され、要救助者の位置情報や現在の状況など救助要請に関する情報を救助組織へ提供する。また、救助者の救助が行われるまでの間、救助活動の状況についての最新情報も提供する。

ガーミンジャパン株式会社
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/gpsmap-67
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/gpsmap-67i