レスキューナウとESRIジャパン、「ライフライン情報オンラインサービス」を提供開始

株式会社レスキューナウとESRIジャパン株式会社は、ESRIジャパンが提供する「ArcGIS」上でライフライン情報を配信する「ESRIジャパン データコンテンツ Online Suite ライフライン情報オンラインサービス」を9月1日に提供開始した。

同サービスは、ArcGIS上でライフライン情報をリアルタイムおよびアーカイブ データとして配信するサービス。レスキューナウの危機管理情報センターが24時間365日有人体制で収集し、提供する停電・断水・ガス供給停止などの情報をArcGIS上で可視化・解析することができる。

インターネットに繋がった環境であれば、どのArcGIS製品とも連携することが可能で、自組織で保有するさまざまな情報との重ね合わせや解析を行える。提供するライフライン情報は、リアルタイムの停電・断水・ガス供給停止状況、過去一定期間における復旧状況も含めた停電・断水・ガス供給停止の発生状況、過去1カ月間における毎正時の停電・断水・ガス供給停止状況の3項目。

活用法としては、製造業においてサプライヤーの拠点を地図上にプロットとしてライフライン情報と重ね合わせたり、停電の影響を受けるサービスを提供する企業が自社サービスの展開先を地図上にプロットしてライフライン情報や気象データを重ね合わせたり、自治体において災害発生時にライフラインの障害状況をリアルタイムに把握したりと、様々な使い方が可能となる。

ライフライン情報オンラインサービス
https://www.esrij.com/products/data-content-onlinesuite-lifeline/