マップマーケティング、地図システム開発支援用Web APIにて登記所備付地図データを提供開始

マップマーケティング、地図システム開発支援用Web APIにて登記所備付地図データを提供開始

マップマーケティング株式会社は、地図システム開発支援用Web API「TerraMap API」にて、法務省が公開した登記所備付地図データの無償トライアル提供を3月中旬に開始すると発表した。

登記所備付地図データは地図XML形式で提供されており、利用にはデータ加工作業が必要となるため、マップマーケティングはTerraMap APIを利用したデータ配信を行うことで、より多くのユーザーが登記所備付地図データを簡単に利用できることを目指している。なお、今回は公共座標系の地図データのみの配信となる。

TerraMap APIを通して登記所備付地図データのポリゴンや属性情報を取得することができるほか、任意エリアを指定してエリア内の登記所備付地図データを取得できる。これにより、デベロッパーや商業施設の管理を行う不動産業界や、遺産相続などで登記データの確認が必要な金融業界などでシステムを通じてサービスを提供する事業者は、自社でデータの整備を行うことなくシステム開発が可能となる。また、オープンデータや自社データと組み合わせることにより、用途に合わせたシステム構築も行える。

TerraMap API
https://www.mapmarketing.co.jp/terramap-api
発表資料
https://www.mapmarketing.co.jp/archives/19234