自動運転車両の位置情報をスマートバス停に表示、福岡県みやま市で実証実験

自動運転車両の位置情報をスマートバス停に表示、福岡県みやま市で実証実験

株式会社 YE DIGITALと西鉄エム・テック株式会社は、福岡県みやま市で実施中の「スマートバス停」および「みやま市自動運転サービス」を組み合わせた実証実験を拡大し、自動運転車両の現在位置情報をスマートバス停に表示させる取り組みを開始した。実施期間は2022年3月まで。

スマートバス停とは、バスの運行時刻表や運行系統図を表示するデジタルサイネージを搭載するバス停で、告知文や広告などを遠隔で更新して表示することもできる。これまでは、乾電池駆動により電源供給なしで稼働できる電子ペーパー採用の「楽々モデル」を設置していたが、このたびソーラーパネルを使用した電源供給不要な「郊外モデル」と、豊富な情報配信が可能な「市街地モデル」を追加し、計3カ所に増設した。

31.5インチの透過型LCDを採用した市街地モデルでは、 自動運転車両の現在位置情報を地図上で確認することが可能で、より乗車しやすく、わかりやすいバス情報の提供方法を検証する。また、市街地モデルでは動画配信も可能で、バス接近情報や広告動画などを提供するほか、現在時刻の時間帯を拡大表示させることもできる。

スマートバス停の設置場所は、Aコープ山川店前バス停(郊外モデル)、山川市民センターバス停(楽々モデル)、ルフランバス停(市街地モデル)の3カ所。

発表資料
https://www.ye-digital.com/jp/news/detail.php?id=310