国土地理院、天明3年浅間山噴火災害の5基を含む6基の自然災害伝承碑を公開
国土地理院は12月7日、ウェブ地図サービス「地理院地図」で公開している自然災害伝承碑について、新たに1市区町村6基を追加公開した。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波や洪水、火山災害、土砂災害など自然災害の様相や被害状況などが記載された石碑やモニュメントで、当時の被災状況を伝えるとともに、被災場所に建てられていることが多く、これらを地図上で伝えることで地域住民の防災意識向上に役立つものと期待されている。
今回公開したのは、群馬県嬬恋村の6基で、天明3(1783)年に発生した浅間山噴火や、1966年に発生した土砂災害に関係した6基が含まれている。今回の追加により、公開数は全国340市区町村1122基となった。
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