ナビタイム、「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」で気象災害時の運行管理をサポートする機能を提供開始

ナビタイム、「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」で気象災害時の運行管理をサポートする機能を提供開始

株式会社ナビタイムジャパンは12月14日、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」にて、気象災害時において運行管理者およびドライバーに運行管理をサポートする機能を提供開始した。

同機能は、大雨などの気象災害時に、運行管理者とドライバーそれぞれに対して気象状況や輸送の安全を確保するための措置を講じる目安を表示し、運行管理をサポートする機能。運行管理者とドライバーの双方がドライバーの現在地や目的地周辺の気象状況を把握して、輸送の目安と照らし合わせて適切な判断ができるように支援する。

管理者向けの機能としては、これまで表示していた、各ドライバーの現在地と目的地の気象警報・注意報に加えて、雨量と風速の予報と、国土交通省が2020年2月に定めて通達した「台風等による異常気象時下における輸送の目安」を表示する。気象警報が出た際に、そのエリアにいるドライバーや目的地としているドライバーを確認することが可能で、国土交通省通達の輸送の目安に沿った判断ができるようになる。

ドライバー向けの機能としては、現在地周辺で気象警報・注意報が出ている場合に、雨量と風速の予報、国土交通省通達の輸送の目安を知らせる。ルート案内中は音声発話にて知らせて、走行時以外の場合はプッシュ通知にて知らせることにより、走行前に現在地周辺の輸送基準の確認を促すことができる。警報の詳細や輸送の目安をテキストで確認することが可能で、地図上では既存の雨雲レーダー機能により、今後の降雨量を確認できる。これにより、ドライバー自身が周囲の状況を把握し、自発的に安全を確保するための行動をとることができる。

作業者の現在地・移動先のエリアごとに気象防災情報と輸送基準を記載
ドライバーが現在地周辺の気象防災情報をアプリで確認

 

発表資料
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202112/06_5417.html
ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション
https://fleet.navitime.co.jp/