ソラコム、IoTダッシュボード「SORACOM Lagoon」の共有機能を強化

株式会社ソラコムは10月27日、ダッシュボードの作成と共有、アラート通知をサポートする「SORACOM Lagoon（ソラコム ラグーン）」において、公開URLで最新のダッシュボードを共有できる「スナップショット機能　自動更新オプション」を提供開始した。

SORACOM Lagoonは、SORACOMのIoT通信を利用して、簡単なウェブブラウザ上の操作だけで作成できるIoTダッシュボードサービス。グラフ、テーブル、地図やアラート通知の設定を組み合わせて、用途に合ったダッシュボードを手軽に作成できる。

SORACOM Lagoonで作成したダッシュボードを共有する方法は、閲覧ユーザーをあらかじめ作成して、その認証情報を使ってダッシュボードにアクセスする方法と、ある時点でのダッシュボードのレイアウトとデータを写し取るスナップショットを作成し、その公開URLを第三者に共有する方法の2通りがある。スナップショットについては、これまで作成時点のダッシュボードのデータのみ共有可能だったが、このたび提供開始する「自動更新オプション」を有効にすることで、定期的に最新のデータに自動更新されるようになった。

これにより、工場設備の状況や建設現場の環境情報などのデータを収集して複数のモニターやサイネージで閲覧できるようにしたり、河川の水位情報などを観測し、住民に対して最新のデータを共有したりする場合などに利用できる。

SORACOM Lagoon
https://soracom.jp/services/lagoon/