Googleマップにバスの遅延情報と車内の混雑状況の表示機能が追加

山手線の混雑状況を表示
Googleは、iOS/Adnroid用アプリ「Googleマップ」のナビゲーション機能において、バスの交通渋滞をリアルタイムで表示する機能を提供開始すると同社ブログにおいて発表した。
同機能では、地元の交通機関から直接リアルタイムの情報を得ていない地域においても、バスが遅れているかどうか、遅れている場合は遅延時間はどれくらいなのかを表示し、ユーザーは実際の交通状況を反映した移動時間を事前に確認できる。これはリアルタイムの交通予測と、バスのルートや停留所のデータを組み合わせて所要時間を予測する機械学習モデルによって算出される。
このほか、過去の乗車状況に基づいて、バスや電車、地下鉄の車内の混雑状況を予測する機能も追加する。
これらの機能は世界200都市で6月28日から実装された。詳しい提供地域は不明だが、Googleが発表したブログには東京の山手線の混み具合を示す画像が使われている。
発表資料
https://www.blog.google/products/maps/grab-seat-and-be-time-new-transit-updates-google-maps/
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