ESRIジャパンと東京海上ディーアール、企業向け防災・減災アラートサービス「NADIAct」の機能を拡充

NADIAct
ESRIジャパン株式会社と東京海上ディーアール株式会社(TdR)は、企業向け防災・減災アラートサービス「NADIAct」 の機能を拡充したver2.0を提供開始した。
同サービスは、GISプラットフォーム上に、ゲヒルン株式会社が提供する気象情報や防災情報を取り込み、地図上で可視化するシステム。ユーザーは自社の複数拠点や関係先企業の拠点での気象状況・災害状況を一元的に把握できる。
同サービスでは従来より、水害を対象に、拠点ごとに危険度に合わせた「推奨防災行動」をアラート通知する機能を搭載していた。ver2.0では対象災害を水害、土砂災害、風災、高潮、雪害の5種類に拡充し、災害の危険度判定を高度化するとともに、カスタマイズ性を高めることでユーザーの防災計画に寄り沿った防災行動のアラート通知を行えるようになった。また、推奨防災行動を災害別、危険度別に一覧表示することも可能となった。
さらに、災害タイムライン策定を検討中の企業には、TdRのコンサルタントによる「リスクマネジメントサポート」を通じて、タイムライン(簡易版)の策定支援を実施する。
また、同サービスでは従来より、気象庁が公開する気象・防災情報をゲヒルンを通じて取得し、GISダッシュボードにリアルタイムに表示する機能を搭載していた。ver2.0ではこれらの情報に地震速報と風・雪に関する気象情報が追加された。
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