デジタルツインプラットフォーム「4DLinkCloud」、ゼンリンの3D地図データに対応
3D都市モデル
株式会社WorldLink & Company(SkyLink Japan)は、デジタルツインプラットフォーム「4DLinkCloud」において、株式会社ゼンリンが提供する「3D地図データ」の標準対応を6月14日に開始すると発表した。
4DLinkCloudは、2D/3Dの動的・静的な位置情報を地図上に配置し、デジタルツインを構築できるプラットフォーム。
今回の機能強化により、2DマップとしてMapboxやBing、OpenStreetMap、Googleなどの地図配信サービスの地図を設定し、その上にゼンリン3D地図データを配置できるようになる。さらに、自社で作成した3Dモデルやオープンデータなどを配置することも可能だ。
ゼンリン3D地図データは、3D都市モデル(FBX形式)、広域3次元モデルデータ(FBX形式)、DXFデータ(2D/3D)の3種類から必要な範囲と適切な仕様を選択可能で、これらの地理情報をウェブブラウザベースで利用できる。3D都市モデルデータは国内21都市(東京23区・大阪市の全域および全国政令指定都市中心部)を提供し、広域3次元モデルデータは3D都市モデルデータの整備範囲外のエリアを全国対象にモデル化して提供する。DXFデータは全国を対象に2D・3Dモデルで提供する。
また、今回の機能強化では、統合ビューイング環境だけでなく、モデルの2地点を結ぶライン間で高低差の分析を行うラインプロファイリングや、360度カメラ画像の対応なども含まれている。
株式会社WorldLink & Company
https://4d-link.com/
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