RFIDで位置を特定できる在庫・物品管理システム「Locus Mapping」が先行リリース

RFIDで位置を特定できる在庫・物品管理システム「Locus Mapping」が先行リリース

Locus Mapping

RFルーカス株式会社は、在庫・物品の位置を自動的に取得してデジタルマップ上に表示できる「Locus Mapping」を先行リリースした。アステラス製薬株式会社、株式会社ジップなど大手企業3社に先行導入する。また、JR東日本スタートアップ株式会社のスタートアッププログラムにて、東日本旅客鉄道株式会社の横浜支社内での実証実験も開始している。

同社はこれまで、独自の電波位相解析技術によりRFIDタグが貼付された在庫・物品の位置を高精度に特定し、探し物の位置を特定するレーダー探索アプリ「P3 Finder」を展開してきた。今回リリースした「Locus Mapping」は、このレーダー探索や入出庫の機能に加えて、ハンディリーダーで読み取るだけで在庫・物品の位置を取得してデジタルマップ上に表示するサービスで、倉庫や工場、研究所、店舗などさまざまな現場で在庫・物品の管理を効率化できる。

同サービスでは、入出庫する在庫・物品を一瞬で読み取り、在庫リストに反映する「入出庫機能」や、RFIDタグが貼付された在庫・物品の種類と数を把握し、棚卸リストと照合できる「棚卸機能」、在庫・物品が置かれている場所にRFIDタグ(位置参照タグ)を貼り付けてハンディリーダーで読み取り、各々の在庫・物品を最も近い位置参照タグにシステム上で紐付けてデジタルマップ上に表示できる「マッピング機能」などを備えている。

RFルーカス株式会社
https://rflocus.com/service/