国土地理院、東日本大震災関係の2基を含む37基の自然災害伝承碑を追加公開

国土地理院、東日本大震災関係の2基を含む37基の自然災害伝承碑を追加公開

全国の自然災害伝承碑(出典:国土地理院ウェブサイト)

国土地理院は29日、ウェブ地図サービス「地理院地図」において、新たに16市区町村37基の自然災害伝承碑の情報を追加公開した。

自然災害伝承碑は過去に起きた洪水や津波、地震などによって起きた災害を伝える石碑で、地理院地図では全国の自治体と連携しながら整備を進めている。地理院地図で公開している自然災害伝承碑の情報は、碑名や災害名、災害の種類、碑が建立された年、碑の所在値、伝承内容、写真などを収録している。

今回公開したのは、北海道登別市、北海道乙部町、岩手県大槌町、山形県鶴岡市、福島県須賀川市、群馬県千代田町、千葉県旭市、山梨県北杜市、長野県阿智村、岐阜県羽島市、島根県大田市、広島県呉市、佐賀県小城市、熊本県玉名市、大分県中津市、宮崎県えびの市などの伝承碑の情報で、これにより、地理院地図における自然災害伝承碑の公開数は47都道府県267市区町村898基となった。

地理院地図
https://maps.gsi.go.jp/
発表資料
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html
追加公開した市区町村一覧
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi_addlist.html