MMDIN、九州豪雨の被害状況を可視化した「被災状況マップ」を公開

MMDIN、九州豪雨の被害状況を可視化した「被災状況マップ」を公開

狭域防災情報サービス協議会(MMDIN)は、九州北部を中心に甚大な被害をもたらした8月の大雨について、とくに被害が大きかった佐賀地区の状況を俯瞰的に見られる「被災状況マップ」を公開した。

同マップでは、8月30日に撮影した佐賀県佐賀地区(佐賀県佐賀市、唐津市、多久市、伊万里市、武雄市、小城市、嬉野市、大町町、江北町、白石町)の発災前後の空中写真(国土地理院正射画像)に、建物枠データを重ね合わせた発災前後画像スワイプマップを掲載している。

また、同地区六角川および牛津川流域の国土地理院・浸水推定段彩図も重ねて表示できる。この浸水推定段彩図は、8月28日15時頃に国土交通省災害対策用ヘリコプターが撮影した画像を使用したもので、浸水した範囲を判読して、標高データを用いて浸水範囲における水深を算出して深さごとに色別に表現している。

浸水推定段彩図(六角川及び牛津川流域)

被災状況マップ
http://www.mmdin.org/agonline.html