技研商事インターナショナル、道路単位の通行量データを利用できるGIS「MarketAnalyzer Traffic」を提供開始

技研商事インターナショナル、道路単位の通行量データを利用できるGIS「MarketAnalyzer Traffic」を提供開始

技研商事インターナショナル株式会社は8月1日、株式会社Agoopの道路通行量データを商圏分析GIS「MarketAnalyzer 5」に搭載し、「MarketAnalyzer Traffic」として提供開始した。同サービスの提供開始に伴って、年間利用料を25%オフにするリリース記念キャンペーンも実施する。

同システムは、Agoopの位置情報データをMarketAnalyzer 5にプリインストールし、新たに機能を追加開発したソリューション。Agoopの位置情報データは、ソフトバンクやドコモ、auなどマルチキャリアに対応し、豊富なサンプル数を確保しているのが特徴で、これらの位置情報データを統計処理して道路単位の通行データや125mメッシュ単位の滞在データをMarketAnalyzer 5に搭載している。

同システムでは、移動手段(徒歩・自転車・自動車)、速度、性年代ごとの時間帯別通行量を分析できる統計データを道路単位で利用可能で、メッシュごとの滞在人口データも用意し、道路通行量データとセットで活用することで移動・滞在の両方の分析が可能となる。

任意のエリア内で調べたい通行量に応じた検索機能を搭載しており、希望条件に合う道路を瞬時に把握することが可能で、出店エリアの絞り込みや交通対策の優先エリア策定などに活用できる。また、特定の道路の通行量について、平休日や時間帯別、属性別、移動手段別を把握できるほか、自動車の平均速度も把握できる。さらに、公的統計や自社の顧客データと、全国の道路単位の位置情報を組み合わせて分析することもできる。

発表資料
https://www.giken.co.jp/information/20240801/