国交省のプラトー、3D都市モデルビューアの最新版「PLATEAU VIEW 3.0」を公開
PLATEAU VIEW 3.0
国土交通省は3月29日、3D都市モデルの整備・活用を推進する「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)」において、3Dモデルを可視化できるビューアーの最新版「PLATEAU VIEW 3.0」を公開した。
PLATEAU VIEW 3.0は、PLATEAUのデータをプレビューできるブラウザベースのウェブアプリケーションで、3D都市モデルデータやGISデータを可視化して様々な角度から見られる。
本バージョンではレンダリング品質が向上したほか、作図機能や日照シミュレーション機能、ヒートマップ表現などの機能が追加された。また、Googleストリートビューとの連携が可能となり、現地の道路画像を閲覧できるようになった。
また、同プロジェクトは、今年度整備した3D都市モデルを公開した。これにより、PLATEAUで公開されている3D都市モデルの数は全国211都市となった。データは一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が運用する「G空間情報センター」にてダウンロードできる。
さらに、PLATEAUの3D都市モデルを活用したストーリーテリング型WebGISコンテンツ「PLATEAU Past & Future/for Action #001 Earthquake」も公開した。同コンテンツは首都直下地震をテーマとしたもので、災害リスクや防災に関する情報がわかりやすくまとめられている。
PLATEAU VIEW
https://www.mlit.go.jp/plateau/plateau-view-app/
3D都市モデル(Project PLATEAU)ポータルサイト
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau
PLATEAU Past & Future/for Action #001 Earthquake
https://www.mlit.go.jp/plateau/plateau-pffa/
-
前の記事
国土地理院、全国の標高基準を表す「ジオイド2024日本とその周辺」の試行版を公開 2024.03.27
-
次の記事
オープンデータの活用で地域課題を解決、「アーバンデータチャレンジ2023」ファイナルステージが開催 2024.04.01