国際航業、BIM/CIMに対応した3次元点群モデルビューア「FusionSpace」を提供開始

国際航業、BIM/CIMに対応した3次元点群モデルビューア「FusionSpace」を提供開始

国際航業株式会社は1月17日、3次元点群モデルビューア「FusionSpace(フュージョンスペース)」を提供開始すると発表した。

FusionSpaceは、同社が提供する3次元空間解析クラウドサービス「KKC-3D」のユーザー向け3次元点群モデルビューアとして開発したソフトウェアで、手持ちの計測データや自治体が公開するオープンデータなど、複数の計測データを取り込んで3次元で一括表示できる。橋梁計測データやMMS(モービルマッピングシステム)が計測した道路データ、河川のレーザー計測データ、ドローン撮影データなどを表示するビューアとして利用できる。

KKC-3Dで自動生成した3次元モデルをFusionSpaceに取り込んで判読・解析する一連の作業はウェブ上で行うことが可能で、共同編集や情報共有プラットフォームとしても利用できる。計測データを3次元管理することを目的として、複数時期に計測されたデータの比較機能や、ラインやポリゴン描画による距離・面積・体積、断面計測などの機能が搭載されている。

また、同ビューアは国土交通省が2021年3月に公表した「3次元モデル成果物作成要領(案)」に基づいて作成されたBIM/CIMデータの取り込みや編集にも対応している。

FusionSpace
https://www.kkc.co.jp/service/item/3888/