古野電気、船の位置情報をモニタリングするクラウドサービス「イチダケ30」を提供開始
古野電気株式会社は1月11日、船の位置情報をモニタリングする船舶向け位置管理サービス「ichidake(イチダケ)30」を提供開始した。
同サービスは、衛星通信を介して陸上に船の位置情報を共有できるクラウドサービス。世界中どの海域にいてもスマートフォンやPCを使って位置を把握することが可能で、サービス利用者は専用のウェブビューア(イチダケビューア)を使って、地図上で船の現在地を30分ごとにモニタリングできる。専用端末はソーラー充電が可能なため、電源不要で設置するだけですぐに使用可能となる。なお、専用端末の設置は古野電気のスタッフが行う。
複数の船舶を一元管理することが可能で、航跡情報や過去の位置情報をさかのぼって確認することもできる。利用料は初期設定費用が11,000円、月額8,800円(いずれも税込)のサブスクリプションサービスとなっている。今後は入出港や、指定エリア通過時のアラート通知機能も提供する予定だ。
ichidake(イチダケ)30
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