クロスロケーションズ、月額11,000円で利用できる人流データ分析サービスを提供開始
クロスロケーションズ株式会社は8月3日、人流データの分析を行えるクラウドサービス「人流アナリティクス」を提供開始した。
同サービスは人流データの分析を簡単に行えるクラウドサービスで、利用料金は月額11,000円(税込)。従来のサービスでは、ユーザー自身が自社のデータを入力し、蓄積したり操作したりしていたのに対して、本サービスではあらかじめクロスロケーションズが蓄積した位置情報ビッグデータが用意されており、分析のためのウェブアプリ(ウィジェット)をダッシュボード上に配置することで、利用目的に合わせて自由に人流データを分析できる。
主な機能は、日ごとの人流データをグラフで可視化する「デイリー来訪速報」、時間帯ごとの人流データを可視化する「アワリー来訪速報」、対象の分析エリア・店舗と期間の条件を設定することで来訪者の男女別割合や年代別割合を可視化できる「デモグラ(性別/年代)速報」、対象の分析エリア・店舗に訪れた来訪者が、どの丁目から来ているのかをランキング形式で表示する「来訪数ランキングマップ」など。
ウェブサイトで氏名とメールアドレスなどを記入してアカウントを登録し、自分専用のダッシュボードにアクセスして分析対象となる店舗や建物を登録すると利用可能となる。
なお、同サービスには無料でアカウントを取得できるフリー版も用意しており、フリー版では全国12都市と主要な4業界とのデイリー来訪速報を確認することが可能で、データストアで地点(POI )データを購入して追加することで、地点・施設(POI)の人流変化を見ることもできる。また、製品版でも初期の任意に設定できる分析地点5地点に加えて、分析地点の追加購入を行える。
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