静岡県、伊豆半島西部エリアの3次元点群データをオープンデータとして公開
航空レーザ測深(ALB)で取得した3次元点群データの表示事例
静岡県は9日、伊豆半島西部エリアの3次元点群データを、地理空間情報プラットフォーム「G空間情報センター」にて公開した。
同県は2019年度より、伊豆半島及び東部地域をモデルエリアとし3次元点群データを収集し、災害復旧や観光等の様々な分野へ活用するプロジェクト「VIRTUAL SHIZUOKA」の取り組みを推進している。
今回公開した伊豆半島西部エリアのデータは同プロジェクトの2020年度の成果で、伊豆半島西部を航空レーザ計測や航空レーザ測深、移動計測車両など、各種計測手法により取得した高精度3次元点群データを、誰でも自由に利用できるオープンデータとして公開した。
取得データは地表面および樹木・建物などの地物、海岸線の水中部の緯度・経度・標高の座標情報データで、2020年度の成果として新たに公開したのは、伊豆半島西部の700平方km分のデータとなる。同県はこれらのデータを活用して、津波浸水想定の可視化やジオサイトのVR化などの取り組みを推進している。
発表資料
https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS1=2508638
G空間情報センター
https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/shizuoka-19-20-pointcloud
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